« 雹の断面 | メイン | 赤川次郎さんの著書500冊に »

脂質二重層の構造

もう忘れちゃったよ。
思い出しながら、しらべてみました。

脂質二重層構造をとる極性脂質は、親水性と疎水性の両方の性質を兼ね備えた両親媒性(りょうしんばいせい)という性質を持っている。親水基は極性を持つ水分子と静電的結合あるいは水素結合を作って水側へ配向する。一方、疎水基は水を避けるよう疎水基同士で凝集する。

このように両親媒性の分子は水中でエネルギー的に最も安定化する構造として、外側に親水基を配置し、内側に疎水基を水から隔離されるように配置する。膜の側端においては疎水基が水分子に触れるることがないよう膜構造を変化させて側端を作らないように配置される。すなわち側端が存在しない三次元構造として球状の小区画を形成する。この球状の脂質二重膜は脂質二分子膜ベシクルと呼ばれ、内部が水分子で満たされている。純粋な平面構造をとらせるには側端を別のもので水分子から隔離するように行わなければエネルギー的に起こり得ない。


流動性
安定化した脂質二重層は一見静的に見られるが、その実、脂質分子は以下の様な動きを見せる。

側方拡散(そくほうかくさん)…脂質分子が平行に移動する
回転…個々の脂質分子が文字通り回転する
フリップ・フロップ…上下の脂質分子が入れ替わる(生物体では頻繁に起こるが、エネルギー的にはなかなか起こらない)
側方拡散と回転については頻繁に起こっており、こうした動きの良く見られる脂質二重層は流動性が高いといえる。

脂質二重層の流動性を決定する最も重要な要因は、炭化水素鎖がいかに整然と配置するかによる。それは炭化水素鎖の以下の特性によって決定される。

不飽和度(ふほうわど)…炭化水素鎖の二重結合の数
長さ…炭化水素鎖の炭素原子の数量
不飽和度が高く(二重結合の数が多く)、炭素原子数の少ない炭化水素鎖からなる脂質二重層であればあるほど流動性は高い。

脂質二重層の流動性は、生物の生息温度に深く関係しており、至適生育温度の低い生物では生体膜の流動性が低温でも維持されるように工夫されている。なぜなら、流動性が下がると側方拡散や回転の頻度が低下し、膜および配置されているタンパク質の活性が低下するからである。そのため、低温環境に生息する生物、例えば深海性魚類の細胞には膜の流動性を低温でも保つため不飽和脂肪酸が多く含まれている。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
相互リンク
私書箱 大阪私書箱 転送電話 保証人代行 保証人紹介 保証人紹介 保証人 保証人.com 保証人協会 連帯保証人

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.blog-japan.net/cgi_bin/mt/mt-tb.cgi/1656

About

2008年02月13日 18:18に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「雹の断面」です。

次の投稿は「赤川次郎さんの著書500冊に」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34